16歳になったちろんは、自分の足で散歩に行くことができなくなりました。
鼻をひくひくさせながら、嬉しそうに歩いていたあの姿が、今も目に浮かびます。
でも——私はあまり悲しまないようにしています。なぜなら、**「今できること」が、まだちゃんとあるから**。
**🌞 老犬の散歩はベビーカーで——外の風が目をキラキラさせる**
寒くない日の土日は、ちろんをベビーカーに乗せて近所をお散歩します。
自分では歩けなくても、外の風を感じて、においを嗅いで、景色を見る。ちろんにとって、それだけで十分なんだと思います。
家に帰ってきた時、**心なしか目がキラキラしているんです**。
その目を見るたびに、「連れて行ってよかった」と心から思います。歩けなくても、外の世界を感じる喜びは変わらない——老犬との暮らしで気づいた、大切なことのひとつです。
**💕 老いを悲観しない——看護師として、娘として、飼い主として**
老犬との暮らしは、できないことが少しずつ増えていきます。
散歩、階段、ジャンプ……できていたことができなくなるたびに、切なくなることもある。
でも私は、**老いを悲観するのではなく、今できることに幸せを見つける**ようにしています。看護師として多くの「老い」と向き合ってきたからこそ、そう思えるのかもしれません。
歩けなくても、外の風は感じられる。
走れなくても、隣で眠れる。
できないことが増えても、一緒にいられる。
それだけで、今日も十分幸せです。
**🐾 老犬介護をしているあなたへ**
突然の脊髄梗塞から始まったちろんの介護記録、最後まで読んでくれてありがとうございます。
夜中のガサガサ、お薬との格闘、タオル作戦……毎日が試行錯誤の連続でした。それでもちろんが教えてくれることは、本当にたくさんありました。
同じように大切なペットの介護をしているあなたへ。**頑張りすぎなくていい。今日もそばにいるだけで、十分です**。
ちろんと私は、これからも一緒に「今できること」を楽しんでいきます。
*アラ還看護師・ろんろんが実際に経験した老犬介護の記録です。16歳トイプードル・ちろんちゃんとの日々を、これからも綴っていきます。*
