16歳の老犬が、ごはんを完食!歯が弱ったシニア犬の”ふやかしごはん”工夫集

🐾 老犬介護

我が家の愛犬チロンは、トイプードルの女の子、16歳。人間に換算すると80歳を超えるおばあちゃんです。脊髄梗塞で後ろ足が不自由になってからも、食欲だけはしっかりキープしていたチロンですが、最近、ごはんタイムにちょっと気になることが増えてきました。


カリカリを、うまく拾えない

若い頃はあんなに勢いよく食べていたのに、最近はお皿のドライフード(カリカリ)を、なんだかうまく拾い上げられないんです。歯も弱ってきて、噛むのもひと苦労な様子。

試しに、私が手でつまんで口元に持っていくと――ばくばく食べる。

「なんや、食欲はあるんやないの!」と笑いつつ、ふと心配になりました。硬いカリカリを無理に飲み込んで、喉に詰まらせたら大変。看護師として、高齢の方の誤嚥(ごえん)の怖さはよく知っています。犬だって、同じことが起きうるんです。


まずは「ふやかす」ことから始めてみた

そこで、カリカリをぬるま湯でふやかして、やわらかくしてみました。噛む力が落ちても食べやすく、のどに詰まりにくい。ふやかすだけなら簡単だし、これで解決!と思ったのですが……。

飽きるんです。

人間と同じで、毎日同じ味だと食いつきが悪くなる。最初の一回は食べても、続けると「またこれ?」という顔をするチロン。トッピングのすりごまも、しばらくすると飽きてしまって……ほんと、人間そっくりです(笑)。

そこから始まったのが、トッピングのローテーション作戦です。


シニア犬に嬉しい!我が家のふやかしごはんアレンジ4選

ただトッピングするだけでなく、「シニア犬の体にも嬉しい栄養がとれるもの」を意識して選んでいます。

1. キャベツ(細かく刻んでレンジでチン)

ビタミンCや食物繊維が豊富で、低カロリー。かさ増ししても太りにくく、胃腸にもやさしい食材です。生より加熱したほうが消化しやすいので、必ずレンジや鍋で火を通してから。

2. トマト(ピューレ状にして、その水分でふやかす)

リコピンの抗酸化パワーで、老化ケアにも嬉しい食材。水分も多いので、お水をあまり飲まない日の水分補給にもなっています。必ず完熟したものを、ヘタをしっかり取り除いて少量だけ。青い部分やヘタには犬に有害な成分が含まれるので要注意です。

3. 鶏のささみ(細かくほぐして混ぜる)

高たんぱく・低脂肪で、筋肉が落ちやすいシニア期の筋力維持に役立ちます。消化もいいので、胃腸が弱ってきたシニア犬にぴったり。味付けなし・しっかり加熱して、骨は必ず取り除いてから混ぜています。

4. しめじ(加熱してから細かく刻む)←今日の大ヒット🍄

低カロリーで食物繊維たっぷり。きのこの旨味が食いつきをぐっと良くしてくれました。今日のトッピングはしめじだったのですが、いつもより明らかに食べる速度が速くて、ごはんを完食!きのこの香りが食欲を刺激するのかもしれません。必ず加熱してから与えてください。


手間はかかるけど、それ以上のものがある

正直、毎回ちょっと手間はかかります。キャベツを刻んで、しめじを焼いて、ささみをほぐして……。でも、おいしそうに食べてくれる姿を見るだけで、その手間なんて吹き飛んでしまう。

その日の様子を見て、「今日はトマトでふやかそうかな」「しめじ、また喜ぶかな」なんて考えるのも、今ではちょっとした楽しみです。

16年も一緒にいてくれたチロンが、これからも一日でも長く、元気でごはんを食べてくれますように。そう願いながら、今日もキッチンでちまちま刻んでいます。


老犬のごはんで困ったら、まずはふやかしから

シニアになると、食欲はあるのにうまく食べられない、というケースは意外と多いです。「食べない」と諦める前に、まずはぬるま湯でふやかすだけでも試してみてください。食べやすさが変わるだけで、ぐっと食いつきが良くなることがありますよ。


⚠️ ご注意 犬によって体質・アレルギー・持病はさまざまです。与えてはいけない食材や適量もあるので、我が家のやり方がすべての子に合うわけではありません。食材を変えるときや、食が細い状態が続くときは、かかりつけの獣医さんに相談してくださいね。

えらいよ!!ちろん✨

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