先日、自動車保険の満期のお知らせがメールで届きました。
そこに書かれていた継続保険料を見て、思わず二度見。
63,120円。
今年の保険料は49,220円だったので、約14,000円の値上がりです。
実は、心当たりがありました。
今年、物損事故を起こしました
正直に書きます。
今年、私は物損事故を起こし、相手の方への賠償に保険を使いました。
幸いケガをされた方はいませんでしたが、保険を使うと等級が3つ下がり、さらに「事故有係数適用期間」となって保険料が割高になる期間があります。
自分の車の修理代は、車両保険に入っていなかったため自己負担でした。
「事故を起こすと、こんなに保険料が上がるんだ…」
そう実感しました。
毎年見積もりをしていても、今年は特に驚きました
私は毎年、更新前に一括見積もりをしています。
だから今回も、「少しでも条件のいい保険があるかもしれない」と思い、いつものように一括見積もりサービスを利用しました。
入力するのは、車の情報(車検証を見ながら)、現在の等級、事故の有無など。10分ほどで完了です。
すると翌日から、保険会社から見積もりメールが次々と届きました。
中には年間3万円台の見積もりもあり、「事故を起こした私でも、こんなに違うの?」と驚きました。
でも、詳しく補償内容を見比べていくと、安い理由もちゃんとありました。

落とし穴①:等級を「自分で引き算」してはいけない
ここで、私は思わぬ勘違いをしていました。
見積もりフォームの「現在の等級」の欄に、
「事故で3等級下がるから」と思い、自分で17等級を入力してしまったんです。
私は事故前は20等級。
次回更新では17等級になると思い込んでいたのですが、見積もり画面では14等級として計算されていました。
理由は簡単でした。
保険会社のシステムは、入力した現在の等級をもとに、事故情報から自動で3等級ダウンを計算する仕組みだったのです。
つまり私は、3等級ダウンを二重に計算させてしまっていました。
正しい入力方法は、
「現在の契約の等級」と「事故件数」をそのまま入力すること。
等級の計算は保険会社に任せれば大丈夫です。
| 入力項目 | ❌ やりがちな間違い | ⭕ 正しい入力 |
|---|---|---|
| 等級 | 事故分を自分で引いた 「17等級」 | 今の契約の 「20等級」のまま |
| 事故有係数適用期間 | 次の契約の「3年」 | 今の契約の「0年」のまま |
| 事故件数 | 申告し忘れ | 「1件」を正直に |
※どの項目も「今の契約の数字」をそのまま入力すればOK。引き算は保険会社が自動でやってくれます。
実際、入力画面にも、
「必ず現在ご契約の保険始期日時点の等級をご選択ください」
という注意書きがありました。
入力を修正すると、見積もり金額はさらに安くなりました。
落とし穴②:補償内容を見直すと、意外な発見がありました
最初は「少しでも安くなれば」と思って見積もりを取っていました。
でも比べていくうちに、補償内容を見直すことのほうが大切だと気づきました。
これまで人身傷害保険は3,000万円でしたが、5,000万円にしても保険料はほとんど変わりません。
それなら、万一のことを考えて5,000万円にしておこうと思いました。
一方で、同乗者のための補償(搭乗者傷害保険など)は外しました。
人身傷害保険でも同乗者は補償されるため、私の契約内容では補償が重複していると判断したからです。
必要な補償は手厚くし、重複している補償は整理する。
そんな見直しができたのも、一括見積もりで各社の内容を比べたからでした。
落とし穴③:運転する人をちゃんと確認
わが家には、原付に乗る息子がいます。
以前から車の保険にはファミリーバイク特約を付けています。
この特約なら、同居の家族が原付を運転していても補償されます。
しかも、息子が原付で事故を起こしても、この特約による事故では車の等級には影響しません。
ファミリーバイク特約には、人身傷害型と自損事故型があります。
わが家は保険料とのバランスを考えて、自損事故型を選んでいます。
また、見積もりの初期設定では「子どもの運転なし」になっていました。
わが家では息子も車を運転します。
さらに、息子の彼女が運転することもあるため、その場合は運転者を「限定なし」にしておく必要がありました。
もし確認せず契約していたら、運転中の事故が補償されない可能性もありました。
申し込み前の条件確認は、本当に大切ですね。
結果発表
最終的に私が選んだ保険はこちらです。
| 補償・特約 | わが家の選択 | ひとことメモ |
|---|---|---|
| 対人・対物賠償 | 無制限 | ここは絶対に削らない |
| 人身傷害 | 5,000万円 | 3,000万円との保険料の差はわずかでした |
| 搭乗者傷害 | なし | 人身傷害と重複するため整理 |
| ファミリーバイク特約 | 自損事故型 | 息子の原付用。事故でも車の等級に影響なし |
| 弁護士費用特約 | あり | 「もらい事故」のとき弁護士に交渉を頼める |
| 運転者の範囲 | 限定なし | 息子や息子の彼女も運転するため |
| 車両保険 | なし | 自分の車の修理は貯金で備える判断 |
これだけ付けて、
年間48,020円。
継続していた場合の63,120円と比べると、
年間15,100円の節約になりました。
事故を起こして保険料が上がると覚悟していましたが、保険会社を見直したことで、必要な補償は手厚くしながら、結果的に保険料は安くなりました。
まとめ:継続ボタンを押す前に、一度だけ見直してみる
今回の学びはこちらです。
- 満期前には毎年一括見積もりをして比較する
- 等級は自分で引き算せず、「現在の等級」と「事故件数」をそのまま入力する
- 必要な補償と重複している補償を見直してみる
- 実際に運転する人を忘れず確認する
- 原付がある家庭はファミリーバイク特約もチェックする
※保険料は年齢・等級・車種・お住まいの地域・契約条件などによって大きく異なります。この記事の金額は、あくまでわが家の場合です。契約の際は、ご自身の条件で必ず見積もりをご確認ください。
事故を起こした年は、落ち込むし、思わぬ出費も増えます。
それでも、「そのまま更新する」のか、「一度見直してみる」のかは自分で選べます。
私は今回、補償内容を一つひとつ見直したことで、必要な補償はしっかり残しながら、年間15,100円の節約につながりました。
保険は「とにかく安ければいい」ものではなく、「自分や家族に合った補償を選ぶ」もの。
アラ還になっても、新しいことを学びながら暮らしを少しずつ良くしていける。
そんな小さな自信も、一緒にもらえた保険の見直しでした。



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