昨日の記事を書いたばかりだったのに
昨日のブログで、
「今日は何も起こらなかった日こそありがたい」
なんて書いたばかりだったんです。
両親とランチに行って、買い物をして、カルディでお買い物をして。帰宅するとチロンは気持ちよさそうに爆睡。昨夜はなかなか寝てくれず、私も寝不足だったので、「今日は平和な一日やったなぁ」と思いながら過ごしていました。
ところが介護は、やっぱり思い通りにはいきませんね。
夕方、母からの一本の電話
夕方、母から電話がかかってきました。
「今やったら、あの子が休みやから、前に連れて行ってもらったお医者さんのところ行こうっていうのに、痛くないから行かへんて言わはるねん」
要するに、父の足がむくんでいるから、私が休みの今のうちに前に診てもらったクリニックへ連れて行こう。でも父が「痛ないから行かへん」と言って動かない、という相談の電話でした。
私、行くって言うてないんやけど…
…正直に言うと、これがいちばんモヤッとしました。
私はまだ「連れて行くよ」なんて一言も言っていません。それなのに、母の中ではもう「あの子が休みやから連れて行ってくれる」ことになっている。受診の足として、すっかり予定に組み込まれていたんです。
両親と一日出かけて、帰ってきたばかり。やっと家でゆっくりしようと思っていたところでした。心の中では「えーっ…今から?」「私、まだ行くって言うてないんやけどなぁ」と、つい思ってしまいました。
介護をしていると、こういうこと、ありませんか。
「休みの日=当然空いている」扱いになっていたり、自分の予定が知らないうちに親の段取りに組み込まれていたり。決して嫌なわけじゃないけれど、相談の前に決定事項になっていると、ちょっとだけ気持ちがざわつくんですよね。
それでも、足のむくみは気になる。結局「ちょっとだけ見てくるわ」と、実家へ向かいました。
鍵がかかっていて、窓をトントン
実家に着くと、母はお風呂。父はすでに寝る準備をしていました。
しかも玄関に内鍵がかかっていて、電話をかけても全然気づかない。結局、寝室の窓をトントンと叩いて、やっと父が気づいてくれました。
体重を測ってみると57.5kg。普段より約1kg増えていました。
足を見ると、確かに右足だけ少しむくんでいるような感じ。でも息苦しさもなく、痛みもなく、表情もいつも通り。ひとまず大きな変化はなさそうでホッとしました。
結局その日は、クリニックには行きませんでした。受診をあおるほどの様子ではなかったので、まずは血圧手帳の横に「体重」と書き足してもらい、その日の数字も記入。これから毎日測るようにお願いしてきました。
【看護師メモ】高齢者の足のむくみで気をつけたいこと
長年看護師をしてきた目線で、少しだけ補足しておきますね。
高齢者の足のむくみ(浮腫)は、長く座っていたり塩分のとりすぎだったりと、心配のいらないものも多いです。ただ、心臓や腎臓の働きが落ちているサインのこともあります。だからこそ、毎日の体重測定が大事なんです。
体に水分がたまると、むくみとして見える前に体重が増えます。数字は嘘をつかないので、「なんとなく腫れてる気がする」より早く、客観的に変化に気づけます。
私が気にしているのは、こんなポイントです。
- 数日で2kg以上など、急に体重が増えていないか
- 息苦しさや、横になると苦しいといった症状がないか
- 押すと跡が残るような、はっきりしたむくみか
- 片足だけが腫れて、痛みや赤み・熱感がないか(片側だけのむくみは念のため受診の目安になることがあります)
父の場合は痛みも息苦しさもなかったので、まずは記録をつけて様子を見ることにしました。気になる症状があれば、迷わずかかりつけ医に相談するのが安心です。
父には「痛くなくても、心臓や腎臓の調子が悪いと足が腫れることがあるんやで」と説明しました。父は「そうか」と返事をしていましたが、たぶん明日には忘れていると思います。それが認知症です。
だからこそ、本人に覚えてもらうより、家族が記録を残すほうが大事なんですよね。
「何も起こらないように見守る」のも、立派な介護
帰り道、ふと思いました。
介護って、大きな出来事が起こった時だけが大変なんじゃないんです。むしろ「何も起こっていないか確認する」、その積み重ねのほうがずっと多い気がします。
昨日は「何も起こらなかった日こそありがたい」と思いました。
そして今日は、「何も起こらないように見守ることも大切なんだな」と思いました。
予定通りにいかないことばかりで、ときにはモヤッとすることもある。それでも今回のことで体重を記録する習慣ができれば、それも一つの前進です。
そう思うことにして、今夜はゆっくり休もうと思います。🐩☕️✨

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